「コンサルタントって何?」

昨年の暮れから、吉見さん、森川さんが主催する333営業塾に参加させてもらっています。 わたしが参加している理由は、当塾に登録されている経営者や営業責任者の方々にも、ひとりでも多く「売れないほんとうの原因」を知ってもらい「強い営業組織をつくるためには何をすればいいのか?」をお伝えしたいからです。 約3ヶ月がたち、おかげさまで当塾からもたくさんの人にステップメールの申込み、DVDの購入、セミナーへのご参加をいただきました。 そのなかで、何人かの方々と話をしていてあらためてわかったことがあります。 それは「コンサル会社にコンサルティングをたのんだがまったくうまくいかなった」という人が、予想以上に多くいらっしゃるということです。 そのコンサル会社というのは、多くの場合、知名度のある大手コンサル会社です。 それも数百万という中小企業としては決して少なくない予算を払ってのことだそうです。 わたしの仕事は、実際にクライアント先に定期的に訪問をして実地で指導を行う「個別コンサルティング」がメインです。 他社の批判をするつもりは毛頭ありませんが、同じ業界で仕事をするものとしてこの状況を気にせずにはいられなくなってきました。 じつは、わたしもクライアントの社長さんから 「以前たのんだコンサル会社からは、20代の若いコンサルタントがやってきて、ものすごく横柄な態度で話をするのもいやになってしまった」という話や、 「こっちは正しいことを教えるまでが仕事で、うまくいかないのはあなたたちの問題だ」 と言われたとか、ちょっと信じられないような話をいくつも聞いていました。 某外資系コンサル会社に依頼して9000万かけて作ったレポートが、1年後には担当部長の机の引き出しの奥底にホコリをかぶって落ちていたという話も聞きました。 もっとストレートな話としては、会社を立ち上げて間もない某有名コンサル会社出身の経営者が、わたしにコンサルティングを依頼していただいたときのこと、わたしが「なんでわたしに?」と聞くと、「自分がいたコンサル会社で教えていることは現場の営業にはなんの役にも立たないんです。」とのことでした。 わたしは目の前のクライアントさんを成功させることに集中していて、他の会社のことをどうのこうの言うつもりもありませんでしたので「へえ、ひどいコンサルタントもいるもんだなあ・・・」くらいにしか思っていなかったのですが、ここにきてまた立て続けにそういうお話を聞くと、さすがになんとかしないといけないなという気持ちが強くなってきたのです。 もちろん、わたしはすばらしいコンサルタントで他はダメだというような話ではなく、 ただ、コンサルタントの「やっていること」「活用の仕方」「選び方」といった情報をもっともっと提供しなければいけないなという気持ちが強くなったのです。 そもそも多くの人が「コンサルタントって何をする人なのか?」がわかっていません。 コンサルティングの内容にいたっては、何をされるのかまったくイメージができないのではないでしょうか? それもそのはずで、何をかくそうわたし自身も他のコンサルタントがどんなことをしているのか、よくわかっていないのです。(これはお互いにそうだと思います) コンサルタントという仕事ははじめるのに何の資格もいりません。本人が「わたしはコンサルタントです。」と名乗ればいいだけです。 (一説によるとゲゲゲの鬼太郎のねずみ男もコンサルタントを名乗っているようです) しかも、コンサルテイングといったって実施する内容や期間や金額に決まりがあるわけではないので、人によってまったく内容がちがっているのが実情なのです。 自分で言うのもなんですが、これほど怪しい職業はありませんよね。 怪しいわりに世間的には業界の情報が少なすぎるのです。 だから、ものすご~く悩んでいる人がたくさんいても知らないコンサルタントに下手に相談なんかできないのはあたりまえですよね。 だから、せめてもの安全策として名前を聞いたことがある会社、有名どころにいってしまう。 それは仕方のないことでしょう。 しかし、これほど多くのミスマッチが起こっているとしたらそれはあまりにももったいないと思うのです。 わたしがやっていることは、 ・営業チームが思ったように動かずに悩んでいる企業に ・マネジメントのノウハウを移植することで ・人が育ち、常に目標を達成できるチームをつくること です。 どうすれば強い営業チームをつくることができるのか、をお伝えするのはもちろんですが、 これからは、世の中にはどんなコンサルタント会社やコンサルタントがいて、それぞれ何を得意にして、どんなコンサルティングをしているのか、といった情報も、わたし自身がもっともっと勉強してみなさんにお伝えできればと思っています。 そのことで、みなさんが十分な情報をもとに、適切なコンサルタントを選び、活用していただくための一助となれば幸いです。 次回は「なぜ、コンサルタントが必要か?」についてお話しします。


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